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次の問いに答えなさい.ただし,[チ]には[X]~[Z]に入る言葉の組合せとして最も適切なものを,下の選択肢\nagamaruichi~\nagamarurokuのうちから一つ選びなさい.複素数αをα=-7+4√3iとし,実数の数列{a_n}と{b_n}をa_n+4√3b_ni=α^n(n=1,2,3,・・・)で定める.ただし,iは虚数単位である.a_nとb_nをαとその共役な複素数\overline{α}で表すとa_n=\frac{α^n+(\overline{α})^n}{[ア]},b_n=\frac{α^n-(\overline{α})^n}{[イ]\sqrt{[ウ]}i}となるので,数列{a_n}と{b_n}は漸化式a_{n+2}+[エオ]a_{n+1}+[カキ]a_n=0・・・・・・①b_{n+2}+[エオ]b_{n+1}+[カキ]b_n=0\;\;\!\!・・・・・・②を満たす.これらを用いて,すべての自然数nに対してa_nとb_nが互いに素な整数である・・・・・・(*)ことを,数学的帰納法により証明する.(i)n=1,2のときa_1=[クケ],b_1=[コ],a_2=[サ],b_2=[シスセ]であるから,(*)が成り立つ.(ii)n=k,k+1のとき(*)が成り立つと仮定する.まず①,②より,a_{k+2},b_{k+2}は[X]である.ここで{a_n}^2+48{b_n}^2=[ソタ]^n・・・・・・③がすべての自然数nで成り立つ.[ソタ]が[Y]であるから,a_{k+2},b_{k+2}が[Z]と仮定すると③より,これら2数は[ソタ]の倍数でなければならない.ところが,このとき①,②よりa_{k+1},b_{k+1}は[ソタ]の倍数となり,数学的帰納法の仮定と矛盾する.よって,n=k+2のときも(*)が成り立つ.(i),(ii)より,すべての自然数nについて(*)が成り立つ.[チ]の選択肢\begin{array}{ccccccccc}&X&Y&Z&&&X&Y&Z\\nagamaruichi& 整数 & 素数 & 互いに素でない &&\nagamaruni& 整数 & 素数 & 互いに素である \\nagamarusan& 素数 & 素数 & 互いに素でない &&\nagamarushi& 整数 & 整数 & 互いに素である \\nagamarugo& 素数 & 整数 & 互いに素でない &&\nagamaruroku& 素数 & 整数 & 互いに素である \end{array}
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