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a,bを実数,a>0として,行列A=(\begin{array}{cc}a&2\-2&b\end{array})の定める1次変換をfとする.fによって,点P(1,0)が点P_1に移され,点P_1が点P_2に移されるものとする.Pが線分P_1P_2の中点であるとき,次の問いに答えよ.(1)a,bを求めよ.(2)ある実数cに対してcベクトルOP+ベクトルOP_1=(v_1,v_2)とすると,A(\begin{array}{c}v_1\v_2\end{array})=(\begin{array}{c}v_1\v_2\end{array})が成り立つ.cを求めよ.(3)ベクトルPP_1=(w_1,w_2)とする.すべての自然数nに対してA^n(\begin{array}{c}w_1\w_2\end{array})=(-2)^n(\begin{array}{c}w_1\w_2\end{array})が成り立つことを,数学的帰納法によって証明せよ.(4)(2)と(3)のv_1,v_2,w_1,w_2に対して,ベクトルOP=s(v_1,v_2)+t(w_1,w_2)となる実数s,tを求め,A^n(\begin{array}{c}1\0\end{array})をnを用いて表せ.ただし,nは自然数である.
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過去問レビュー

 広島大学 理系 数学 2014年問題1
(評価: 3.9)Reviewer :

行列の練習問題としてちょうど良い

未知数が多くて大変そうなのは見た目だけで、解いていく中でどんどん値が求まっていく。(1)、(2)は行列の練習に、(3)は数学的帰納法の練習に使えると思う。行列が新過程でなくなって(3)のような分かりやすい行列+帰納法の問題が来年から使えなくなるのは残念。

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