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nを0以上の整数とする.立方体ABCD-EFGHの頂点を,以下のように移動する2つの動点P,Qを考える.時刻0にはPは頂点Aに位置し,Qは頂点Cに位置している.時刻nにおいて,PとQが異なる頂点に位置していれば,時刻n+1には,Pは時刻nに位置していた頂点から,それに隣接する3頂点のいずれかに等しい確率で移り,Qも時刻nに位置していた頂点から,それに隣接する3頂点のいずれかに等しい確率で移る.一方,時刻nにおいて,PとQが同じ頂点に位置していれば,時刻n+1にはPもQも時刻nの位置からは移動しない.(1)時刻1において,PとQが異なる頂点に位置するとき,PとQはどの頂点にあるか.可能な組み合わせをすべて挙げよ.(2)時刻nにおいて,PとQが異なる頂点に位置する確率r_nを求めよ.(3)時刻nにおいて,PとQがともに上面ABCDの異なる頂点に位置するか,またはともに下面EFGHの異なる頂点に位置するかのいずれかである確率をp_nとする.また,時刻nにおいて,PとQのいずれか一方が上面ABCD,他方が下面EFGHにある確率をq_nとする.p_{n+1}を,p_nとq_nを用いて表せ.(4)\lim_{n→∞}\frac{q_n}{p_n}を求めよ.(プレビューでは図は省略します)
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