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Xを2次の正方行列として以下の問いに答えよ.
(1)p,qを実数としq≠0とする.\biggl(\begin{array}{cc}
p&q\\
0&p
\end{array}\biggr)X=X\biggl(\begin{array}{cc}
p&q\\
0&p
\end{array}\biggr)ならば,XはX=\biggl(\begin{array}{cc}
a&b\\
0&a
\end{array}\biggr)の形に表せることを示せ.
(2)X=\biggl(\begin{array}{cc}
a&b\\
0&a
\end{array}\biggr)のとき,自然数nに対しXn=\biggl(\begin{array}{cc}
an&na^{n-1}b\\
0&an
\end{array}\biggr)・・・
国立 長崎大学 2010年 第1問a,bは実数で,a>1とする.tの関数
f(t)=2t3-3(a+1)t2+6at+b
について,次の問いに答えよ.
(1)関数f(t)の極値を,a,bを用いて表せ.
(2)aの値をx座標,bの値をy座標とするxy平面上の点P(a,b)を考える.このとき,3次方程式f(t)=0が相異なる3つの実数解をもつような点P(a,b)の存在する領域Dをxy平面上に図示せよ.
(3)DおよびDの境界からなる領域をEとする.領域Eのうち,
y≦-x2+4x-11
を満たす部分の面積を求めよ.
国立 徳島大学 2010年 第4問行列Aで表される移動によって,点(x,y)は点(x+y,x-y)に移る.行列Bで表される移動によって,点(x,y)は点(2x+y+ax,x+2y-ay)に移る.行列XがAX=Bを満たすとき,次の問いに答えよ.
(1)Xの逆行列が存在しないようなaの値を求めよ.
(2)aが整数で,行列X^{-1}のすべての成分が整数になるようなaをすべて求めよ.
国立 長崎大学 2010年 第5問a,bをa>b>0を満たす定数とし,
{
\begin{array}{l}
a1=a,a_{n+1}=an2+bn2(n=1,2,3,・・・)\\
b1=b,b_{n+1}=2anbn(n=1,2,3,・・・)
\end{array}
.
で定義される数列{an},{bn}を考える.次の問いに答えよ.
(1)数列{cn}をcn=an+bn(n=1,2,3,・・・)により定義するとき,その一般項cnをa,bを用いて表せ.
(2)数列{an},{bn}の一般項an,bnをa,bを用いて表せ.
(3)極限値\lim_{n・・・
国立 愛知教育大学 2010年 第1問一辺の長さが2sである正三角形ABCの3つの頂点をA(-s,0),B(s,0),C(0,√3s)とする.AP2+BP2+CP2=tであるような点Pについて,以下の問いに答えよ.
(1)このような点Pが存在するためのs,tについての必要十分条件と,この条件の下での点Pの軌跡の方程式を求めよ.
(2)点Pの軌跡が頂点Aを通る場合のsとtの関係式を求めよ.またこのときの点Pの軌跡を△ABCとともに図示せよ.
\end{e・・・
国立 お茶の水女子大学 2010年 第2問xy平面上に2つの円
\begin{align}
&C1:x2+y2=16\nonumber\\
&C2:(x-6)2+y2=1\nonumber
\end{align}
がある.このとき以下の問いに答えよ.
(1)C1上の点(a,b)を接点とする接線の方程式を求めよ.
(2)C1とC2の両方に接する接線の方程式をすべて求めよ.
(3)点Pを通る任意の直線がC1またはC2の少なくとも一方と共有点を持つとする.このような点Pの存在する領域を図示せよ.
国立 お茶の水女子大学 2010年 第2問xy平面上に2つの円
\begin{align}
&C1:x2+y2=16\nonumber\\
&C2:(x-6)2+y2=1\nonumber
\end{align}
がある.このとき以下の問いに答えよ.
(1)C1とC2の両方に接する接線の方程式をすべて求めよ.
(2)点Pを通る任意の直線がC1またはC2の少なくとも一方と共有点を持つとする.このような点Pの存在する領域を図示せよ.
国立 お茶の水女子大学 2010年 第2問xy平面上に2つの円
\begin{align}
&C1:x2+y2=16\nonumber\\
&C2:(x-6)2+y2=1\nonumber
\end{align}
がある.このとき以下の問いに答えよ.
(1)C1とC2の両方に接する接線の方程式をすべて求めよ.
(2)点Pを通る任意の直線がC1またはC2の少なくとも一方と共有点を持つとする.このような点Pの存在する領域を図示せよ.
国立 福井大学 2010年 第4問pを0でない実数とし,行列A,Bをそれぞれ次のように定める.このとき,以下の問いに答えよ.
A=\biggl(\begin{array}{cc}
p-1/p&1\\
2&-p
\end{array}\biggr),B=\biggl(\begin{array}{cc}
1&0\\
1/p&-1
\end{array}\biggr)
(1)等式A^{-1}=aA+bEが成り立つ定数a,bをpで表せ.ただし,Eは2次の単位行列である.
(2)AB=Cとおく.E+Cの逆行列が存在することを示し,さらに自然数mに対して等式
E-C+C2-C3+・・・-C^{2m-1}=(E-C^{2m})(E+C)^{-1}
が・・・
国立 茨城大学 2010年 第3問点Oを原点とする座標平面上に2点A(1,1),B(1,-1)がある.このとき,以下の各問に答えよ.
(1)実数s,tによって,ベクトルOP=sベクトルOA+tベクトルOBで定められる点Pを考える.s,tがs+2t≦2,s≧0,t≧0を満たしながら動くとき,点Pの存在する範囲を求めよ.さらに,その範囲が表す図形を図示せよ.
(2)実数uによって,ベクトルOQ=(1-u)ベクトルQA+2uベクトルQBで定められる点Qを考える.uが0≦u≦1を満たしながら動く・・・