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nを正の整数とする.袋の中に,1から4nまでの数字が1つずつ書かれた4n枚のカードが入っている.ただし,異なるカードには異なる数字が書かれているものとする.この袋から,カードを1枚ずつ2回取り出す.ただし,取り出したカードは袋に戻さないものとする.取り出された2枚のカードに書かれた数字の和が6n以下となる確率をPnとおく.次の問いに答えよ.
(1)P1,P2をそれぞれ求めよ.
(2)Pnをnを用いて表せ.また,極限\lim_{n→∞}Pnを求めよ.
国立 奈良女子大学 2013年 第4問a,dを正の整数とする.x1=a,x2=a+d,x3=a+2d,x4=a+3dとおく.x1,x2,x3,x4がすべて素数であるとき,次の問いに答えよ.
(1)aは奇数であることを示せ.また,dは偶数であることを示せ.
(2)dは3の倍数であることを示せ.
(3)x3=67であるとき,a,dの値を求めよ.
国立 お茶の水女子大学 2013年 第3問数列{an}を次のように定める.
a1=a2=a3=1,a_{n+3}=a_{n+1}+an(n=1,2,3,・・・)
(1)a_{n+1}≦a_{n+2}≦2anを示せ.
(2)an≦\sqrt{2n}を示せ.
さらに,数列{bn}を
bn={\begin{array}{ll}
0&an が偶数のとき \
1&an が奇数のとき
\end{array}.(n=1,2,3,・・・)
によって定める.また,自然数kに対して,条件
pk :すべての自然数 n について b_{n+k}=bn・・・
国立 三重大学 2013年 第5問正四面体ABCDを考える.点Pは,時刻0では頂点Aにあり,1秒ごとに,今いる頂点から他の3頂点のいずれかに動くとする.nを正の整数として,Aから出発してn秒後にAに戻る経路の数をαn,Aから出発してn秒後にBに到達する経路の数をβnとする.このとき,Aから出発してn秒後にCに到達する経路の数も,Dに到達する経路の数もβnとなる.このことに注意して,以下の問いに答えよ.ただしα0=1,β0=0とする.
\begin・・・
国立 三重大学 2013年 第3問正四面体ABCDを考える.点Pは,時刻0では頂点Aにあり,1秒ごとに,今いる頂点から他の3頂点のいずれかに,等しい確率で動くとする.nを0以上の整数とし,点Pがn秒後にA,B,C,Dにある確率を,それぞれpn,qn,rn,snとする.このとき以下の問いに答えよ.
(1)n≧1に対しqn=rn=snとなることを数学的帰納法で証明せよ.
(2)n≧1に対しpn,qnをp_{n-1},q_{n-1}で表せ.ただし,p0=1,q0=0とする.・・・
国立 三重大学 2013年 第3問正四面体ABCDを考える.点Pは,時刻0では頂点Aにあり,1秒ごとに,今いる頂点から他の3頂点のいずれかに,等しい確率で動くとする.nを0以上の整数とし,点Pがn秒後にAにある確率をpn,Bにある確率をqnとする.このとき,n秒後にCにある確率も,Dにある確率もqnとなる.このことに注意して,以下の問いに答えよ.ただし,p0=1,q0=0とする.
(1)n≧1に対しpn,qnをp_{n-1},q_{n-1}で表せ.
(2)cn=pn-q_・・・
国立 鹿児島大学 2013年 第5問2次の正方行列A=(\begin{array}{cc}
a&b\
c&d
\end{array})に対して,\Delta(A)=ad-bcとおく.たとえば単位行列E=(\begin{array}{cc}
1&0\
0&1
\end{array})に対しては\Delta(E)=1×1-0×0=1となる.またK=(\begin{array}{cc}
2&3\
5&7
\end{array})に対しては\Delta(K)=2×7-3×5=-1となる.次の各問いに答えよ.
(1)P=(\begin{array}{cc}
0&1\
2&3
\end{array}),Q=(\begin{・・・
国立 群馬大学 2013年 第7問自然数nについて,0以上n以下の整数x,yを座標にもつ点(x,y)全体の集合をXnとする.行列(\begin{array}{cc}
1&1\
2&-1
\end{array})の表す一次変換によるXnの点の像全体の集合をYnとする.
(1)点(187,110)はY_{100}に含まれるかどうか理由をつけて述べよ.
(2)X5とY5の共通部分X5∩Y5の点の個数を求めよ.
国立 群馬大学 2013年 第14問自然数nについて,0以上n以下の整数x,yを座標にもつ点(x,y)全体の集合をXnとする.行列(\begin{array}{cc}
1&1\
2&-1
\end{array})の表す一次変換によるXnの点の像全体の集合をYnとする.XnとYnの共通部分Xn∩Ynの点の個数をanとする.
(1)点(187,110)はY_{100}に含まれるかどうか理由をつけて述べよ.
(2)a5を求めよ.
(3)自然数mについて,a_{6m}をmを用いて表せ.
国立 滋賀医科大学 2013年 第3問実数aに対し,行列X(a)を
X(a)=\frac{1}{a2+1}(\begin{array}{cc}
2a2+1&-a\
-a&a2+2
\end{array})
と定める.
(1)ベクトル(\begin{array}{c}
x0\
y0
\end{array})を考える.ベクトル(\begin{array}{c}
x0\
y0
\end{array}),X(a)(\begin{array}{c}
x0\
y0
\end{array})の大きさをそれぞれl0,l1とおく.このとき
l0≦l1
を示せ.ただしベクトル(\begin{array}{c}
x\
y
\end{array}\r・・・