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微分可能な関数y=f(x)が次の方程式を満たすとする.a_nf^{(n)}(x)+a_{n-1}f^{(n-1)}(x)+・・・+a_1f^{(1)}(x)+a_0f(x)=0( A )ここにnは自然数,a_i(i=0,1,2,・・・,n)は実数の定数で,a_n≠0である.また,y^{(k)}=f^{(k)}(x)はf(x)のk次導関数でy^{(0)}=f^{(0)}(x)=f(x)とする.(A)のような方程式を第n階微分方程式といい,(A)に対してtのn次方程式a_nt^n+a_{n-1}t^{n-1}+・・・+a_1t+a_0=0( B )を(A)の特性方程式という.このとき次の問いに答えよ.(1)特性方程式(B)の解が実数rであるとき,関数y=e^{rx}が方程式(A)を満たすことを証明せよ.(2)n次方程式(B)が実数rをk重解^{( 注 )}にもつとき,次のtに関する方程式はrをk-1重解にもつことを証明せよ.ただし,k=2,3,・・・とする.na_nt^{n-1}+(n-1)a_{n-1}t^{n-2}+・・・+2a_2t+a_1=0(注)tのm次方程式が適当な多項式Q(t)を用いて(t-r)^kQ(t)=0となるとき,t=rをこの方程式のk重解と定義する.ただし,k=1,2,・・・とする.(3)実数の定数rに対してxの関数をy_i=x^ie^{rx}(i=0,1,2,・・・)とする.このとき,y_j^{(n)}をx,y_{j-1}^{(n-1)}およびy_{j-1}^{(n)}を用いて表せ.ただし,j=1,2,3,・・・とする.(4)実数rがn次方程式(B)のk重解であるときy_i=x^ie^{rx}(i=0,1,2,・・・,k-1)が微分方程式(A)を満たすことを証明せよ.ただし,kは自然数とする.
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