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基礎重視で値を求める問題が大半。整数の出題が過去20年ないのが大きな特徴。

基礎的なことを確認するという意味で良問が多い。意地の悪い問題がほとんど存在せず、よく見る解法で素直に解ける問題が多い。頻出分野は微分積分、数列と極限、図形と方程式、確率、二次曲線である。整数問題の出題率が極めて低い、というよりも過去20年で出題なし。ただし、2014年から新課程で教科書に整数の単元があるので出題されるようになる可能性はなくはない。また、証明問題の割合も低く、求値問題が大半を占めるのも大きな特徴である。この点では問題の半分程度が論証問題である京都大学とは対照的である。難易度は2~3年おきに易化と難化を繰り返しているようである。

2017年

  • 文系