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実数を成分とする行列A=\biggl(\begin{array}{cc}a&b\\c&d\end{array}\biggr)を考える.座標平面上の2点P(x,y),Q(u,v)について等式\biggl(\begin{array}{c}u\\v\end{array}\biggr)=A\biggl(\begin{array}{c}x\\y\end{array}\biggr)が成り立つとき,行列Aにより点Pは点Qに移るという.\\点(1,3)は行列Aにより点(10,10)に移り,さらに等式A^2-7A+10E=Oが成り立つものとする.ただし,E=\biggl(\begin{array}{cc}1&0\\0&1\end{array}\biggr),O=\biggl(\begin{array}{cc}0&0\\0&0\end{array}\biggr)である.このとき,以下の問いに答えよ.(1)行列Aにより点(10,10)が移る点の座標を求めよ.(2)実数a,b,c,dの値を求めよ.(3)次の条件(*)を満たす直線ℓの方程式を求めよ.\\(*)直線ℓ上のすべての点が行列Aによりℓ上の点に移る.
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